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毎週水曜夜は「あいむ」へ行こう! 月1回の水曜開催、NPOの話が聞ける「プチサロン」も全7回が終了しました。 沢山のご参加ありがとうございました!! 【報 告】 ●3月19日(水) 「法人の設立」 NPO法人i−ねっと 青海康男さん ![]() 9月から毎月1回行われたプチセミナーも今回で最後となりました。 その最後を飾るのは、我等がi−ねっと事務局長の青海さん。四角く 囲まれた会議室の机の一部を取っ払って、アットホームな感じでNPO の意義やNPO法人の設立の仕方、NPOで成功するためのノウハウに ついて講演してくれました。 青海さんによると、NPO促進法ができた当初は、任意団体として 活動していた沢山の団体が法人化しましたが、最近は任意団体を 経ずにいきなりNPO法人になる団体が多いとのことです。青海さん としては任意団体として実績を積んだ後で法人化した方が安全であり、継続もできるそうです。 法人化するためには面倒な手続きや、認証後は税金を納めなければなりません。青海さんが「設立する と、法人税が七万円。これを減免することはできますが、収益事業がある場合は、赤字でもこの七万円 は収めなければなりません。解散するときには約九万円かかります。」といったときには、ギャラリーがどよめき ました。意外と知らないNPOの落とし穴なのですね。 最後の質問タイムでは税金や法人などの法律に関する質問が出てきてとても勉強になりました。笑いあ り、質問ありのすばらしい2時間半でした。 (i−ねっと研修学生 宮本孝 08/3/19) ●2月20日(水) 「まちづくり」 川への祈り実行委員会 森山奈美さん 地域づくりコーディネーターでもある森山さん。初花から参加者へ「おいでになった動機」をお尋ねです。まずは話す方もこれでリラックス。 ひっくり返した日本地図で七尾市を見ると別物に見えます。「まちづく もこれと同じで見方をします」と、引き込まれる導入です。高校時代、 先生から「七尾高校生は世界に羽ばたけ!七尾におるな!」と、言 われるほど寂れた七尾の再生に取り組んだ一代目達は、かつて海と 七尾湾によって繁栄していた時代に着眼し「七尾マリンシティ構想」 をつくり、青年会議所、自治体、市民の手で「食祭市場」をつくり、 能登浮上のリーダー市を目指したそうです。 民間まちづり会社の二代目となった森山さんは、まちのシンボルでもある「みそぎ川」の活動に取り組み「 川をきれいにするのではなく、川と市民の関係を取り戻す」を目的に、今の「川への祈り実行委員会」へと 、活動を成長させて行きます。「思想性を持ち、活動をつくる技術と行動でつながりと関係をつくり、まちに 住む人みんなが意識するように働きかける地域経営で、面白いものが見えてきたり、キラリキラリ輝くものが 発見できますよ!」ゴスペルが趣味だけあって、とてもノリノリの地域発見術、森山ワールドでした。 (08/3/11) ●1月16日(水) 「助け合い」 NPO法人さわやかいいね金沢 中野啓子さん 「腰の手術2ケ月後に「職業分析講座」を受講し、そこで出合った、富山型ディサービスの草分け、惣万さんのお話に感銘を受け、13年 に「困ったときはお互いさま」を合言葉に任意団体としてスタートしま した。」と語る中野さんは何でも話せる、近所のおばちゃんといった感 じです。 スタートから3年は苦難の運営。16年に介護保険指定事業所とな るため法人格を取得し、順調な経営が続いているそうです。さわや か福祉財団のインストラクターでもあり「ボランティアは他人のために 犠牲になることではなく、好きなことで他人と共感しあえること」を理念に、20人ほどのスタッフと、介護やた すけあい活動の舵取りに多忙な日々とか。いまだ「無償だからボランティア」と勘違いがある中、あえて「なん でも1時間700円」という「有償」を打ち出すことで、「助け合い」という日本型の「相互扶助活動」を「ボラン ティア活動」に一気に高めているということができます。「ボランティア活動が地域を豊かにする」とよく言いま すが、ボランティアをする人たちが地域を豊かにしているのですね。そんな温かな2時間でした。(08/1/17) ●12月19日(水) 「スポーツ」 NPO法人クラブレッツ 西村貴之さん ![]() 大学時代にNPOを学び、アメリカのフリースクールで本場のNPO 活動に接し、大学院での研究テーマは「スポーツによるコミュニティ 形成」だったと、パワーポイントで自己紹介する西村さん。 かほく市という小さな町の規模だから可能な「スポーツを通したまちづ くり」をミッションとする「クラブレッツ」は、総合型スポーツクラブの屈指 の全国事例なのでしょう。日本体育協会が製作したDVDを見せ てもらい、納得です。参加者のニーズを形にしながら、事業展開を 考える運営手法は「ピュアな思いをシビアにマネジメントする」という クラブレッツが理想とする、NPO経営ならではの実践のたまもの。リーダーの要素、スタッフのモチベーション のあり方、NPOで働くということなど、わかりやすく構成されたパワーポイントの力で、納得、感心、期待感 の高まる、あっという間の2時間半でした。28歳の青年が知力と体力で取り組む未来のNPOの姿がそこに あり、頼もしさまで感じてしまいました。 (07/12/21) ●11月28日(水) 「伝統文化」 NPO法人石川茅葺き文化研究会 坂本 義昭さんタウン誌関係の仕事から、民族学の調査活動を続けている内に 、茅葺き屋根の家が持つ「日本の生活文化の原点」を発見し、 すっかりその魅力にはまってしまい、NPO法人を立ち上げる至っ た、と話される坂本さん。パワーポイントの画像からは明治42年に 撮影され、1年後に大火災で焼失した輪島市の茅葺き民家群も 紹介され、貴重な茅葺き文化を世に伝える民族学者のお話を 伺った満足感です。参加した学生達からは「NPO法人になって 良かった点は?」「良いと思った価値観を押し付けるのでは?」な どの質問も飛び出し、発見と未知への誘い十分なプチセミとなりました。今後はこの日参加した沢山の 学生達も、茅葺き体験ができる楽しい企画を、沢山提供くれることでしょう。楽しみにしています。 (07/11/29) ●10月17日(水) 「IT活用」 NPO法人ケーネット知楽市 高本芳昭さん IT分野だけあって、とてもわかりやすくまとめられたパワーポイントを使ってのお話でした。いわゆる団塊世代の特徴から、ご自身の 関わり、そしてシニア世代ならではの、人生達観的組織運営の 極意と、「感心、感動、感じ入る」の2時間半。 退職者半数と、元専業主婦の構成だからできる団体の「活動 の要件」は、会社人間時代に当たり前の「成果の独り占め」の反 対要件でつくられていて、「だからNPO活動なんです」という説明 には、とても説得力がありました。 NPO運営に教条はなく、そこに集まった人たちの種類によって多様であって良い訳です。シニア世代 の沢山のプロジェクトが、自分達のペースで自由に活動して欲しいと願う高本さんの元に、きっと沢山の ITシニアが集結することでしょう。 (07/10/18) ●9月19日(水) 「高齢者介護」 NPO法人志ネット・石川 常光利恵さん 「認知症の人が生きやすい場所をつくる」を柱に白山市千代野で「菜の花のおうち」を運営する常光さん。 なによりも介護職が普通の暮らしのできる給与体系で働ける、若 い人たちに希望の持てる職業にならなくてはと、「社会福祉士所得 倍増計画」を国に働きかけてると切り出します。 認知症と死は避けられないこと。老いが希望になる社会、地域づ くりに取り組まなければという、熱い思いの伝わるお話でした。 認知症の方々としている「ばのつく言葉探し」や「心のつく漢字探し 」のゲームが入ったり、休憩前にはみんなと歌っている歌を一緒に歌ったりと、まさに、回転式マシンガントー ク炸裂の、愛と爆笑の2時間半でありました。 (07/9/21) ![]() |
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