あっと言う間に8月に入り「NPOさろん」も三回目。この催し物は人間だけが対象なのではない。NPOに関する、特にNPO法人に対する調査研究も実はi-ねっと事業として大切な裏メニューなのである。そんな訳で初回の報告は、内閣府のポータルサイトに登録されている石川県内355法人の、「法改正に対しきちんと向きあっているか」の調査を発表しよう。全体の約18%の60法人までしかできてはないが、定款を読むと①「収入を収益に変更しているか」では29法人ができていて、31法人ができていない。次に②「公告の告示を変更しいるか」では30団体ができていて、30団体ができていないという結果。両方ともほぼ半分しか「法改正」を受けとめて「定款変更」しているにすぎない。「法人格を認証されたらあとは知らない」では、社会的信頼を得る法人格を持った団体とは言えないのではないか。ただし、内閣府ポータルサイトでの最新定款がはたしてリンクされているのか、古いままなのかはこれからのヒアリングによるし、NPO法の改正そのものを知っているかどうか、これの告知方法についてもヒアリングの必要はあるだろう。そんなわけで、この「NPOさろん」は関係機関にとっても大事な事業へと育てて行きたいと思う今日この頃なのでありました。